先日作った WiFi 温湿度計が水没してしまったので,防水化してみました.
水没の原因
水没の原因は,ケースが 100 均のタッパーだったため,防水性に優れていなかったためだと思われます.台風に見舞われて値が来なくなって見に行ったときには,内部に 5mm 程度の深さの水が溜まってしまっていました.
防水化
今回使ったのはタカチのIP67 防水ハンドヘルドケースの WH145-33-M2-WL.単三電池2本を付きなので,電池駆動にぴったりです.
加工
ケースの片方に2重の壁がついているので,その部分にセンサーを取り付けます.
外側の壁は防水を確保するものではありませんが,雨よけとして使えます.そこで,外側の壁には下の方に通気用の穴をあけ,内側の壁の上の方にセンサー露出用の穴を開けます.これにより,センサー取り付け用の穴からの水の侵入を防ぎます.
センサー用の穴周辺の隙間はホットボンドで埋めておきます.
全体としてはこんな感じで余裕をもって納められます.
完成
蓋をしてネジを締めれば完成です.
コメント
[…] 回路については『ESP32 と Fluentd で作る高精度 WiFi 温湿』,ケースについては『WiFi 温湿度計の防水化』にて紹介しています. […]
[…] 防水化した WiFi 温湿度計に通気用の穴を追加してみたので紹介します. […]