Raspberry Pi Compute Module 4 のピンヘッダだけを引き出す基板を作ってみました.
仕様概要
基板の仕様は以下のような感じです.機能を最小化して小型化を図っています.
- 通常の Raspberry Pi にあるピンヘッダのみ引き出し
- 電源コネクタは USB-C
- 基板サイズは秋月のユニバーサル基板Cタイプと同一
- I2C 接続デバイス用の追加ピンヘッダを装備
ソフトの書き込み等は,Raspberry Pi Compute Module 4 I/Oボードを使うことを想定しています.
外観
KiCAD プロジェクト
GitHub - kimata/RPi_CM4_Breakout
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回路図
部品リスト
主な部品は下記になります.
種別 | 型式 | Mouser # | 単価 |
CM4 接続用 B2B コネクタ | DF40HC(3.0)-100DS-0.4V(51 | 798-DF40HC30100DS451 | ¥295 |
USB-C コネクタ | UJC-HP-3-SMT-TR | 490-UJC-HP-3-SMT-TR | ¥120 |
製造
CM4 接続用の B2B コネクタはピンピッチが 0.4mm と細かいので,このコネクタの実装については,Elecrow に依頼しました.
基板のみの製造と比べるとちょっと割高になりますが,10枚製造して $168 (送料込み)でしたので,個人でも普通に手が出るレベルです.
完成イメージ
部品を実装して,CM4 も組み付けるとこんな感じです.
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