Rabbit Note

技術的な事柄をメモしていきます.

コスパ抜群のオシロスコープ Rigol DS1054Z の薦め

現時点(’15/6/27)で,個人ユースには最もコストパフォーマンスが良いオシロスコープ,DS1054Z について紹介します.

ds1054z

使いやすさなら据え置き型オシロ

Rasberry Pi 等を使った電子工作でトラブル時に手元にあるととっても便利なのがオシロスコープ.

最近は非常に安価な USB オシロスコープ (例えば,DDS-140) とかも出てきていますが,使いやすさで言うと断然据え置き型.

物理インターフェースがあるので,波形に注目しながら手探りで操作できますし,トリガーも確実にかかってくれます.

機能比較

据え置き型でお値打ちな機種を比較してみたのが次の表.

DS1054Z 比較表

Rigol DS1054Z が頭ひとつ抜けてます.オシロの基本性能である,アナログ帯域や波形メモリの容量が大きいのはもちろん,トリガーの種類が沢山有るのがとっても便利.チャンネルもこの価格で 4ch もあります.

スペック的にはちょっと前まで20万出しても手が届かなかった内容になっています.
EEVBlog の人が下記のビデオで絶賛しているのも納得.

機能紹介

全体的な機能については EEVBlog にの動画にお任せするとして,普段使いに便利な機能をちょっとだけ紹介します.

まず,トリガ.圧巻の 15 種類から選択できます.

電子工作でよく使う I2C や SPI にも対応.デバイスアドレスやデータ内容でトリガをかけられます.I2C バスに複数のデバイスぶら下げてる時の解析には,必須ですね.

DS1054Z トリガの種類

続いて,プロトコル解析.I2C や SPI のプロトコルを解析し,通信内容を表示することが可能です.

使うには,まず次のような感じで,比較的長いレンジで波形を記録.

DS1054Z 全体

拡大していくと,次のように通信内容が表示されます.この場合,デバイスアドレス 0x40, 0x41 に対して Read を行っていることになります.

DS1054Z 少し拡大

波形全体から特定のアクセスを探す際には,画面内の通信内容をテーブル表示する機能が使えます.
こんな感じ.

DS1054Z イベントテーブル

画面内に7個のバスサイクルがあり,デバイスアドレス 0x50 に帯する Read のみ値が読めていることが分かります.この状態で,表示範囲をスクロールするとそれに応じてテーブルの内容も更新されます.

最後におまけ.

FFT もできちゃいます.割と更新は速く,ウィンドウ関数も選べます.

DS1054Z FFT

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2 thoughts on “コスパ抜群のオシロスコープ Rigol DS1054Z の薦め

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