簡単な電子工作とプログラミングで,水槽を詳しくモニタリングできるようにしたので紹介します.
動作サンプル
作ったのはこんな感じのものです.水槽の右側にあるのが電子ペーパを使ったモニターです.1分毎に更新されます.
拡大するとこんな感じ.
電子ペーパなのでコントラストが高く,視野角が広いのでとても見やすいです.
センサー
使用したセンサーは下記で紹介した,水流計や TDS センサーになります.
これ以外に,水温と pH もモニターしています.
いずれも下記のような感じで重宝しています.
- 水流
- 外部フィルターの清掃タイミングを把握するのに便利です.
掃除をしてから日数が経過すると徐々に流量が減ってくるのですが,グラフ化して表示することで減るペースがわかるので事前に清掃タイミングを計画することができます. - TDS
- 水替えタイミングを把握するのに便利です.
基本的に一定のペースで値が増えてくるので値を見ることで水替えタイミングを把握することができます.また,ちょっと水替えを迷ったときも延期しても大丈夫そうかどうかの判断材料になります. - 水温
- 季節の変わり目とかに重宝します.
普段はクーラーやヒータで温度を自動管理していても,季節の変わり目で機器の設置が間に合っていなかったり,逆に撤去が早すぎたりすることありますよね.そういったときには温度を見ることで的確な処置ができるので良いです. - pH
- ある程度安定してきた水槽でも PH が徐々に傾いてくることがあるかと思いますが,そういった状況になっても早めに気付いて対処できます.
ソフト
下記で公開しています.
GitHub - kimata/m5paper-aqua
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