耐久性抜群のガーデンシンクの設置

DIY
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立水栓だと使いにくいので、オールステンレスのガーデンシンクを設置してみました。

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はじめに

家を建てるとき、特に深く考えずにハウスメーカー標準の立水栓をそのまま設置してもらったのですが、これがどうにも使いにくい。
ホームセンターに行くと屋外用のシンクがいくつか売られているものの、実際に触ってみるとどれも薄い板金製で、耐久性に不安を感じるものばかりでした。

いろいろ調べてみたところ、業務用厨房機器メーカー「マルゼン」のシンクが評判も良く、しっかりしていそうだと分かりました。ちょうどその頃、ネスタリゾート神戸を訪れた際に、屋外シンクとしてマルゼン製が使われているのを見て、「これしかない」と確信。

ただ、通販で購入しようとすると、どのショップも時間指定不可で車上渡しのみ。どうしたものかと悩んでいたところ、メルカリで状態の良い中古品が出品されていたので即ポチ。
「梱包・発送たのメル便」で発送してもらえたおかげで、安心して受け取ることができました。

仮設置

届いたものはこんな感じ。板厚1mmのSUS430オールステンレスなので重量は20kgオーバーで、剛性も耐久性もホームセンターで売られているものと格段の差があります。

蛇口の設置

購入してから気づいたのですが、この手のプロ用のシンクは蛇口はついておらず、後から加工してつけるのが一般的のようです。そこでまず、穴あけから行うことにしました。

用意した道具はこんな感じ。

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ホールソーはこの先も使い機会は少ないだろうと考えコスパ重視で選び、代わりに潤滑油に投資した感じです。

ステンレスに穴あけするのは初めてだったのですが、焦らずに抑えめの回転数で作業したら、こんな感じで綺麗に仕上がりました。もし、失敗したらこの先ずっと気になる部分だったので、上手くいってよかったです。

あとは、蛇口を締め付ければこんな感じに仕上がります。

使ったのはこちらの蛇口。

カクダイ フレキシャワー 796-916

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自在に向きを変えられる上に、泡沫とシャワーの切替えが簡単にできるので使い勝手が良いです。

配管

ここまできたら、あとは立水栓から水道管を分岐して蛇口に繋げばとりあえず使えるようになるのですが、ここが結構苦戦しました。

普通にやるなら上水用の VP 管を使えば良いのですが、シンクは移動する可能性があるのに対し、VP 管は柔軟性がないので見送り。

それなら、ホースを使えば良い、と考えたのですが、問題は蛇口。使い勝手を考えると、蛇口を捻っただけで水が出て欲しい。ただ、素直にこれをやってしまうと、仮にホースから何らかの物質が水に溶け出してしまった場合、それが飲み水にも影響してしまいます。

困ったなー、と思って色々探していたところ、食品用シリコーンゴム製ホースなるものがあることを発見して、これを採用することにしました。ただ、半透明なのでそのまま使うと中に苔が生えきてしまうので、遮光と凍結防止を兼ねて管の中を通すことにしました。

使ったのはこれらの部品。ミラフレキはたまにメルカリで流れてくるので、探してみると良いと思います。

未来工業 ミラフレキMF PFD グレー 外径36.5mm 1管価格 MF-28H

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壁の設置

今回設置する場所は家の境界付近と言うこともあって、そのままだと水跳ねだとか隣人の視線とかが気になるので壁を設置することにしました。

使ったのは、JFEプラリソースのNFボード

色は綺麗なホワイトで、適度な剛性がもあり、釘打ちできるので使いやすいです。表面が紫外線に強くないPPなのはいがちょっと気になりますが。

完成した状態はこんな感じ。骨組みは防腐加工材に白ペンキを塗って仕上げました。

現在の状態

その後さらに、棚もつけて、現在はこんな感じです。

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