Ubiquiti AI PTZ Industrial による実家の見守り (使い勝手編)

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実家の見守り用に使っている AI PTZ Industrial の使い勝手を紹介したいと思います。

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使い勝手

設置してから1カ月ほど経過しましたが、結論から言うと、使い勝手は最高です。多分、現時点の監視カメラでこれ以上のものはないと思います。

特に良かったポイントは下記。

  • パン・チルト・ズーム (PTZ)
  • 有効に機能する顔認識
  • スマホアプリ
  • コンパクトなストレージ

順に紹介します。

パン・チルト・ズーム (PTZ)

22倍光学ズームと4K解像と PTZ の組み合わせが非常に強力で、訪問者を確実に検出できます。カメラは玄関から10m程度離れた場所に設置したのですが、この程度の距離は全然問題にならない感じです。一番遠いものだと20mくらい先の顔認識もできています。

実際の検出結果はこんな感じ。

検知した人や車は切り抜かれて一覧表示できるのですが、どれも的確に捉えられています。(顔のアップになっている場合は、人物検出もできています)

有効に機能する顔認識

自宅に設置している同じ4Kカメラの G5 Pro よりも顔認識精度が圧倒的に良いです。AI を内蔵していて、狙ったところにズームもできるためかも。

既知の人物を登録しておけば、以下のように未登録(Unassigned)の人だけを抽出し、訪問時刻を把握することができます。

画面をクリックすれば、時系列での動画表示画面に飛びますので状況をすぐに把握できます。

また、未登録の人を検知した際に、スマホアプリやメールで通知することもできます。メールだとこんな感じで通知が来ます。

スマホアプリ

UniFi Protect をすでに使っている方だと当たり前なんですが、下記のような操作をいつでもどこでもできるので、とにかく使い勝手が良いです。

  • カメラが検出したイベントの種類や時刻の確認
  • イベントを起点にした時系列動画の確認
  • 手動操作でカメラの向きを動かしての状況確認

監視カメラというと、いろんな事情で設置したはいいけど、物珍しさが過ぎた後は面倒になってほとんど映像を見ない、というケースもよく聞くのですが、スマホアプリがあることで本当に有効活用できています。

コンパクトなストレージ

SD カードでも問題なく安定して、4K 録画ができています。使っている機材が Dream Machine なので、必然的にストレージは SD カードになりますが、安定して録画できています。AI で検知した結果の表示もスムーズです。

2TB だと約10ヶ月録画できそうです。

SanDisk microSD 2TB UHS-I U3 V30 書込最大140MB/s Full HD & 4KExtreme SDSQXAV-2T00-GH3MA

大容量で、安定して記録できます。

Dream Machine だと、カメラの追加は能力的に難しそうなので、そこだけ注意。4K カメラを複数設置したい場合は、Cloud Gateway Fiberとかが必要になります。

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