ネットワーク機器を Ubiquiti にしたらとても快適になった

ネットワーク

昨年後半から家のネットワーク機器を順次 Ubiquiti のものに置き換えていって,どんどん快適になったので紹介します.

きっかけ

一番最初のきっかけは下記の記事を読んだことです.

UniFiで自宅に巨大スタジアム並のエンタープライズWiFi環境を整えた | Kazuki Ohta's Space
約10万円の投資で非常に満足の行くエンタープライズWiFi環境を自宅に整える事ができたので、ブログにしてみます。

Ubiquiti は Edgerouter を出している会社,くらいの認識だったのですが,この記事のにある「全ての機器をUniFi Controllerを通じてブラウザ・Mobileアプリから管理する事が出来ます。」を読んで俄然興味がわいてきました.

Edgerouter は価格性能比の良さはあるものの,使いこなすには独自の設定コマンドを覚える必要があり,やや敷居の高いものでした.しかし,アプリから設定ができるようになると話が違ってきます.

いろいろと調べてみると,UniFi という新しいプラットフォームでは,ARM ベースの新しいソフトスタックに移行し,設定方法も一新されていることが見えてきました.しかも,心臓部となる DreamMachine のハードについて調べてみたところ,ネットワーク機器として圧倒的にスペックが高い.つまり,ソフトによる付加機能に自信がありそう.これはもう触ってみるしかないと思い,最初の1台のお試し導入を決めました.

導入した機材

順次機材を増やしていって,最終的に今家にあるのは下記の機材です.使っていた YAMAHA の機材を売り払ったできたお金で新品が入手できました♪

  • Dream Machine Pro
  • UniFi nanoHD (複数台)
  • UniFi Switch 24 PoE
  • UniFi Switch 8 (複数台)

導入の効果

結論としては,YAMAHA のネット枠機器(WLX402) から Ubiquiti UniFi に置き換えることで,WiFi 環境は大きく改善しました.

使っていて大きく差を感じたのは,フォートナイト等のオンラインゲームで通信ラグが一切なくなったことなのですが,それだと定量的ではないので,手持ちのデータを紹介したいと思います.

電波強度

我が家では色んな場所に WiFi 接続のセンサを設置しており,それらの機器で計測したアクセスポイントの WiFi 電波強度 (RSSI) の記録を取っています.下記はその約1ヶ月間のデータです.

最初のグラフが変更前で,次のグラフが変更後になります.線が上にくるほどベターです.

ちょっと分かりにくいですが,全体的に Ubiquiti に置き換えることで電波が良く届くようになっています.なお,アクセスポイントの個数や設置場所には変更ありません.


WiFi 接続時間

続いて,WiFi に接続するまでの時間の変化です.先ほどのセンサの一部は ESP32 で作っており,定期的に起きて WiFi 接続するのですが,そのときの所要時間をプロットしています.Ubiquiti に置き換え後はほぼ1秒いないとなっており,大きく改善しています.

普通の用途だと WiFi 接続時間はあまり気にしないと思いますが,電池駆動で定期的に WiFi 接続している場合,WiFi 通信時間は電池寿命と反比例の関係にあるので,そういった機器が多い場合は結構影響あると思います.


接続リトライ回数

続いて,WiFi 接続回数です.先ほどのセンサーは1日約144回(10分間隔)で WiFi に接続しており,その際に何回リトライして接続できたかをプロットしています.変更後はほとんどリトライが発生しなくなっているのが読み取れます.(0.5 回とかにも点があるのは,横軸に合わせて平均化しているためです)


設定

上記の状態になるまでにチューニングした設定項目は特にありません.最初のほうで紹介した記事では色々細かい設定も紹介されていましたが,それをしなくても十分快適です.

最初だけ,Dream Machine に対して WiFi の SSID やパスワードの設定が必要ですが,それ以降は機材の電源を入れて,アプリからネットワークに追加するだけです.これだけで自動的に WiFi メッシュが構築され,快適な状態になります.

アプリの画面はこんな感じ.

家だろうと外出先だろうと,とりあえずアプリを立ち上げれば Dream Machine Pro に接続してネットワークの状態が確認できるので,心理的負担が少なくとても安心感があります.

まとめ

Ubiquiti オススメです.
(IPv6 の MAP-E とかには対応してないので,IPoE のためにルータは残した方がよいです)

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