UniFi Protect G4-PRO Camera の設置

ネットワーク

日本ではまだマイナーな Ubiquiti の監視カメラを設置したので紹介します.

Ubiquiti ならではのメリット

監視カメラを設置しようとしたときに,普通の家だと次の2点に悩むことになると思います.

  • 電源の確保
  • ネットワーク接続の確保

後者については,最近だとHD画質程度であればワイヤレスのものもありますが,電源は有線でなんとかする必要があります.屋外の100V配線は素人が手を出すには難易度が高く,なかなか手を出しづらいのが普通だとお思います.

Ubiquiti の場合,上記2点をアクセスポイントのメッシュ機能と PoE で解決することができます.

具体的な接続はこんな感じ.

屋外には PoE に対応したスイッチを置き,ここに対して100V電源を引っ張ってやります.あとは,このスイッチから PoE でアクセスポイントとカメラに電源を供給します.

Ubiquiti のアクセスポイントはネットワークに追加すると自動的にメッシュを構成するので,上記のように接続するだけで,カメラをネットワークに追加できます.

PoE の配線であれば,屋外であっても難易度がグッと下がるので,思い通りの場所にカメラを設置できます.

設置する際にあると便利な物

カメラをカーポート等に取り付ける際に必要になります.使い方は,『カーポートにネジ止めする方法』を参照.

カメラのベースを固定する際に間に挟み込むゴムです.無くても良いと思いますが,荷重の集中や電食を防止できるのであると安心です.

カメラを設置できる柱等がない場所に,カメラ設置用の単管パイプを立てるのに使用します.これに 2m の単管パイプを差すと程よい高さにカメラを設置できます.ホームセンターでは Amazon の半額以下で入手できると思います.

単管パイプにカメラを固定するのに使います.ステンレスのネジもセットになっているので,とりあえずこれがあれば固定できます.

ドレイン線に対応した LAN ケーブルのコネクタです.

普通のカシメるタイプのほうがコンパクトで圧倒的に安価なのですが,こちらのタイプは工具なしで何度も付け直しができるというメリットがあります.屋外配線となると長いケーブルを使って現物合わせて長さ調整するので,素人が作業すると何度もケーブルの長さを変えたくなりますが,これを使うとコネクタの再利用ができるので無駄が発生しません.

サイズが大きいので,カメラ側には使えないので注意.

設置した様子

PoE スイッチとアクセスポイント

SUS の GF-S を使ってスタンドを作り,そこにプラスチック製防雨ボックスを固定して,中にスイッチとアクセスポイントを入れています.


配線がややごちゃごちゃしてしまいました.スタンドがある程度移動できるように,配線の保護に柔軟性があるミラフレキを使ったのがちょっと失敗でした.あまり目につかない場所なので,さほど気にはなりませんが.もうちょっと何とかしたかった.

設置してから気づいたのですが,Ubiquiti の UniFi Switch Flex と UniFi Switch Flex Utility を使えば,少なくともスイッチはもっとスマートに設置できそうです.ミラフレキ等の保護管との接続がちょっと悩ましいですが.

カメラ①

カーポートに設置したカメラはこんな感じ.

こちらはすっきりと仕上げられました.

素人でもカーポートの色と合った電線管を使うことで良い仕上がりにできます.うちの場合,色を未来工業のライトブラウンに統一しました.具体的な型式は,VE-16LB,VEL-16LB,SVE-16LB 等です.あと,端の処理にはパナソニックのエアコン用パテ DAE2420A (色はブラウン) を使っています.

初めてだと難易度高そうに見えるかもしれませんが,パイプカッターさえあれば狙った寸法で綺麗にカットできるし,パイプ同士の接続ははめ込むだけなのでかなり簡単です.

カーポートと固定用のベースとの間にはゴムを挟んでいます.ゴムは円切カッターでベースに合わせてカットしています.

カメラとスイッチの間の配線は地中に埋めました.地面に埋まる部分は見えないので,どのホームセンターでも売っているベージュの電線管を使っています.

作業は難しくないですが,カーポートへの設置から地中配管まで一度にやろうとすると結構大変なので,Ubituiquiti の「Ethernet Surge Protector」を途中に挟んで配線を一旦区切り,日を分けて作業すると負担が減ります.

Ethernet Surge Protector はそれほど高くないですし,雷等からの故障も防いでくれるので,カメラの台数分くらい一緒に買っておくと重宝すると思います.

カメラ②

別に設置したカメラはこんな感じ.

白く塗装した単管パイプに固定しています.

写真にはちょっとしか写っていませんが,こちらにはミルキーホワイトの電線管を使いました.

お勧めの設定

基本的には,何も設定しなくてもカメラは自動的にネットワークにつながると思いますが,1点だけ AP に設定しておいたほうが良い項目があります.

下記の「Downlink – allow other APs connect to this AP」を無効にしておきます.

これをしておかないと,屋外に設置したアクセスポイントが何かの拍子に他のアクセスポイントの上流になり,ネットワークが不調になってしまいます.

稼働状況

設置してからかれこれ2カ月以上経過していますが,今のところノートラブルです.安定して動いていてくれます.

使い勝手等は,『Ubiquiti の監視カメラ,UniFi Protect の勧め』にて紹介していますので,参照いただけると幸いです.

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