Rigol DS1054Z でリモート画面キャプチャ

電子工作
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Rigol の DS1054Z の画面キャプチャをパソコンから行う方法を紹介します.

Rigol の DS1054Z は,USB や LAN でパソコンとネットワーク接続することができます.この機能を活用することでリモートから画面キャプチャが可能です.

制御プロトコルが公開されているので,色々なソフトが公開されていますが,ここでは導入が手軽な方法を紹介します.

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Windows の場合

付属 CD に入っている Ultra Sigma というソフトを使います.

  1. 本体に付属している CD-ROM から,Ultra Sigma をインストールします.
  2. Ultra Sigma を起動後,「LAN」をクリック.
    Ultra Sigma [Step1]
  3. DS1054Z が起動していることを確認した後,「Search」をクリックし,右側に現れた「TCPIP」で始まるアイテムを選択し「OK」.
    SnapCrab_Create LAN Instrument Resource_2015-6-21_1-25-0_No-00
  4. 「Regol Online Resources」の下に追加されたデバイスを選択した状態で,キーボードの「p」を押すと,オシロの画面がキャプチャされます.
    SnapCrab_Ultra Sigma Start at 2015062112423_2015-6-21_1-25-21_No-00

画像の保存先は,デフォルトでは Ultra Sigma のインストール先になっていると思います.変更する場合は,以下のようにします.

  1. 「Setting Ultra Sigma」をクリック.
    Ultra Sigma [Step4]
  2. 「Instrument Print Screen」タブにて設定.
    Ultra Sigma [Step5]

Linux の場合

Python スクリプトの DS1054Z_screen_capture [キャッシュ] を使います.

ダウンロード後,次のように実行するだけです.

なお,このスクリプトは CVS 形式での波形メモリの取得にも対応しており,色々と応用できそうです.

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