キーエンスの流量センサーを使って,水槽の流量モニタリングを行ってみたので紹介します.
はじめに
自宅の水槽は外部フィルタを使っているのですが,使っているうちに流量がどの程度減っていくのか気になったので,流量モニターをつけてみました.
流量を監視できれば,フィルタの清掃タイミングの見極めも出来るようになるはずです.
センサー
使うのはキーエンスのクランプオン式流量センサ FD-Q シリーズです.既存の配管を挟むだけで計測できるので,設置が簡単で流量が低下することがないのがメリットです.本来は工場とかで使われるセンサーですが,水槽で使うのにもぴったりです.
新品での入手は難しいですが,ヤフオクでそこそこ出回っています.
設置
『Raspberry Pi で IO-Link 通信』で作った回路を使って,Raspberry Pi と接続し,センサーと定期的に IO-Link 通信を行って流量を読み出します.
使うスクリプトは下記のような感じです.
GitHub - kimata/iol_water_flow
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モニタ結果
1ヶ月ほど監視した結果を下記に示します.
時間が経つにつれ流量が低下していくのは予想通りだったのですが,6/16あたりからは何故か徐々に流量が回復しているのが興味深いです.
所々,流量が 0 に落ちているのは,メンテナンス等で外部フィルタの電源を切ったためです.
こんな感じの変化だと,流量が 3L/min を切ったあたりでメンテナンスしようかと思っています.
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